今月の15日に飛行機に乗って東京に行った。ミス八丈島の仕事で板橋区民まつりに行くことになって、まつりでは主に3つの仕事があった。①まつりの開会式に町長と一緒に出席すること、②新聞の取材、③八丈島物産展でお客さんにアピールして八丈島に興味をもってもらうことだった。1ヵ月前、愛らんどフェアで同じような物産展に出席したから、今回はどんな感じになるか想像できた。
2日間で開会式も新聞の取材も無事に終わって、八丈島の物産展にいった。ブースまで来てくれたお客さんはだいたい販売されている商品、八丈島かミス八丈島に興味を持って近寄ってくれていた。その時、相手の興味を聞きながらブースに並んでいる特産品を勧めたり、観光の見どころの案内や観光の説明等をした。今まで島のことを知らなかったお客さんがけっこうきてくれたから、紹介できることがたくさんあった。それに、愛らんどフェアと違って今回は黄八丈で島をPRすることができた!島外のイベントで黄八丈を着ると戦士が鎧を着るように、まだ磨けるところがあるとしても、島のPRという戦いでは負けない気分になりきる。だから、イベントの状況が許せばミスは黄八丈を着ることにしている。
しかし、今回黄八丈を着ることにはチャレンジがあった。現場の着替え室には着付けに不可欠な鏡を用意することが困難だった。それを事前にわかっていたので仲間と二人で着物を着ることにしたが、やはり心配していた。当日、着替え室に行ったら、机、いす、ホワイトボードぐらいしかなかった。普通の会議室。仲間を待っている間に、どうやって着物を着るかと悩みながらホワイトボードが少しだけ反射していることに気づいた。それを活かして、仲間の到着までに、ホワイトボードを見ながら着付けを始めた。最初は順調にいけたが、着物の長さ、真ん中の線、エリの位置等の調整に困っていた。ありがたいことに仲間がすぐに来て、私に手伝ってくれた。どうにか、二人で長さと真ん中を調整でき、残りのステップをクリアしてイベントに行けた。
今まで練習していた環境は必要なものが全部揃っていたけれども、鏡がなくて一人で着付けをするのがまだ私には難しかった。仲間とのチームワークのおかげで着物を綺麗に着れてイベントに参加できたが、次は余裕を持つためにプランB、C、D等をしっかり持って、黄八丈の鎧を着る儀式をスムーズに行いたい。