国立遺伝学研究所による研究協力依頼について

文部科学省の補助の下、国立遺伝学研究所ではDNA解析により日本列島に住む人々の起源と成立を解明することを目的とした研究を行っています。日本人は縄文人と弥生人のDNAを併せ持っていると考えられており、その差異を検証していけば、日本人の起源の解明につながると考えられています。
今回、その国立遺伝学研究所より、八丈町の皆さんにも協力していただきたい、という申し出がありました。研究所によると、八丈方言は日本語の中でも古い言葉を残しており、早い段階で他の方言と枝分かれしたことを示しています。言葉が枝分かれしたということは、同時に島に住んでいる人もその他の地域の人と枝分かれし、特徴的な遺伝情報を持っている可能性がある、とのことです。
この研究は日本人の起源の解明につながりますが、同時に八丈に住む人々のルーツの解明にもつながります。同時に八丈方言にも関わるため、方言教育推進にもつながります。よって八丈町教育委員会として、研究協力依頼の周知を行うことになりました。
研究に興味・関心のある方は、国立遺伝学研究所のYouTubeチャンネルにアクセスし、動画をご覧ください。その上でご協力に応じていただける方は、研究所に直接ご連絡ください。研究所の電話番号、FAX番号、メールアドレスなどの連絡先は、動画ページに記載されています。

国立遺伝学研究所のYouTubeチャンネル

ご不明な点がありましたら、直接研究所へご連絡ください。

【問い合わせ】
国立遺伝学研究所 集団遺伝研究室 電話 055−981−6790