月別アーカイブ: 2022年11月

町長の登庁による公務復帰について

 本日11月29日(火)より、山下町長が登庁による公務に復帰しました。
 コロナウイルス感染症の抗原検査キットによる検査の結果、陽性判明のため11月24日(木)より自宅待機(在宅執務)をしていましたが、療養期間の経過および昨日の抗原検査キットによる検査の結果、陰性が確認されましたので、登庁による公務に復帰しました。

【町長からのコメント】
 このたびは、町民の皆さまをはじめ、関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしまして、申し訳ありませんでした。
 今後も感染対策に努め、町政運営を進めてまいりますので、ご理解ご協力をお願いいたします。

【問い合わせ】
総務課庶務係 電話2-1121

町長の新型コロナウイルスへの感染について

新型コロナウイルス感染症の抗原検査キットによる検査の結果、令和4年11月24日(木)に陽性が判明しましたので、お知らせします。

【経過等について】
11月23日(水)出張よりANA1891便で帰島
        午後末吉自治会に出席
11月24日(木)役場登庁後、抗原検査キットにより陽性判明
       現在自宅療養中(症状は無症状です)
       公務中はマスクを着用し、感染対策をとっていました。

【町長からメッセージ】
町民の皆さんには、大変ご心配をおかけしまして申し訳ありません。
町政運営に支障が出ないよう、連絡体制をしっかりと確保し公務にあたってまいります。

【問い合わせ】
総務課庶務係 電話2-1121

Asta の日記 DAY 22「一目ぼれの温泉」

 リトアニアにはサウナの文化はありますが、温泉の文化はありません。4年前に初めて日本で温泉に入った時、マナーをよく知らなくて緊張しましたが、温泉とは不思議で、楽しいところだと分かりました。それ以来、日本で旅行をする際に、事情が許せば、いつも温泉巡りをするようにしています。とはいえ、せっかく八丈島に住んでいるのに、温泉にあまり行っていないです。それはなぜでしょうか?

 その理由は、大きく3つです。1つ目は島の温泉が熱いのではないかという心配です。以前、ある温泉で水の温度が40度を超えていたのに、温泉に頑張って入ろうとしましたが、熱くてやけどをしたことがありました。2つ目は実際に温泉が近い所に住んでしまうと何となく行かないことになってしまいます。皆さんも、温泉に行くのが手間がかかって家のお風呂にしたことがあるでしょう?3つ目は正直言いますと、人前で裸になるのがシャイになる傾向です。皆さんが私のこと知っているから、それは少し気にして、行かなかったことがあります…けれども!最近、私にもピッタリ合う八丈島の温泉に入ることができました!それは裏見ヶ滝温泉です。

 来島してから滝が見える温泉の話を聞いて、気になっていましたが、しばらくの間故障中で入ることができませんでした。その内に裏見ヶ滝温泉のことを忘れてしまいましたが、最近、たまたま道を通る時に故障中の看板が消えていることに気づきました。気になって、人の気配がない駐車場で車を止め、裏見ヶ滝温泉の下り階段を初めて歩みました。そうすると美しい温泉が目の前に現れました。木の構造と岩の壁が温泉の空間を作り、岩から流れてくる流れはぽかぽかの温泉です。この雰囲気で今すぐ入りたい気持ちになりましたが、実際に入ったのは準備をしてから次の日でした。「水は熱いのかなあ?入れるのかあ?」と心配をしましたが、数分が経ったら、全身が入ったまま自然なビューと滝の音を楽しんでいました。

 結局、裏見ヶ滝に一目ぼれしてしまって、よく行っています。そのおかげで坂上に行くことが増えて、他の坂上の魅力を探そうともしています。皆さんのおススメのスポットがあれば教えてくださいね!

Asta の日記 DAY 21 「来島1年を振り返って」

 八丈島に来てから一年が経ちました。八丈島に来る前は海外に住んだことも、日本の別の場所に住んだこともありましたが、八丈島は人生で初めての島です。人生で初めての経験で、島の一年間はどうだったか、振り返ってみたいと思いました。

1. 日本で働く

 来島する前に、リトアニアの会社で働く経験が短いながらもありましたが、日本で働くのは初めてです。日本の働き文化についてメディアや知人などから少ししか聞いていませんでしたが、ギュッと近くくっついている机、よく回る回覧、はんこや名刺の文化、企画や書類作りなどはカルチャーショックと言えるぐらい未知の世界でした。それ以外、同僚と上司との触れ方、問題の解決方法なども、分からないことがよくありました。働き文化に慣れたとはまだ言えませんが、仕事の分担、スケジュールや責任のことについてはたくさん勉強になっています。

2. 時間の流れ 

 海の中にある島ならきっとゆっくりでのんびり日々を過ごせると思っている人が多いかと思いますが、私の場合そうでもない日が多いです。確かに、買い物まで30分かかるような道もなく、「渋滞」や「2時間かかる出勤」は島で聞こえない言葉です。無駄にならない時間を皆さんが好きに過ごせることができます。時間の余裕があるからこそ、夜、仕事後で行われているスポーツや音楽の活動は平日でも多いです。それに参加しようとしている私も毎日イキイキしています。

3. 食事

 Astaの日記DAY 13を読んだ皆さんなら、もう知っていると思いますが、半年前ぐらいずっと食事に困ってきました。しかし、そのおかげで、自分の胃袋に何が合うか意識的に探してきました。結果的に揚げ物、めん類、おやつと夜遅い食事は私に合わないとやっとわかってきました。その代わりに食べられるようになりたいものを少量で一年間の間食べてきた結果で食べられる料理が結構増えました。お米も食べられるようになりました!

4. 運転

 道路を走っている金髪の人を見かけたことがあったら、それはきっと私でした。右側通行のリトアニアの運転は左側通行の日本と根本的に変わらないです。しかし、初めて八丈島で運転した時、私も隣に座っていた同僚も不安な顔で道路に出ました。とは言え、運転が好きな私は運転しやすい八丈島の道路にすぐ慣れて絶景を楽しみながら走りました。国際免許証が切れてしまう前に、東京で本物の日本の運転免許も取りました!2回も上京して、府中運転免許試験場で新品の免許を手に入れて、島だけではなく、日本中で運転しています。

5. 日本語

 八丈町で毎日、日本語だけを使う生活をしているおかげで、来たばかりの時に比べて上達しました。もちろん、日本語で分からない、言えないことはまだありますが、そういう時はなるべくドンマイの考え方で優しい日本語で再チャレンジしています。そういえば、島に来て、初めて5年間ずっと使ってきたおかしい日本語を直してくれた人もいました。例えば、私の好きな「そうだ」は「そうよ、そうだよ」を意識的に使うようになりました。

6. 気候

 常春の島だと言われている八丈島はその名前の通りだと思います。しかし、雨と風が多い日々に慣れるのは時間がかかりました。数回ひどい雨に濡れてから反省して、1時間ごとに天気予報を見たり、予定を工夫したりすることを学びました。「天気が悪い日」があるとしても家の中でリラックスできる時間が取れるので、雨の日もいいと思えるようになりました。どちらかというと雨の日より、ずっと晴れで、熱い夏の日々の方が我慢できない天気になっています…

7. 趣味

 島ですることがいくらでもあります。畑、釣り、山登り、海の遊び、スポーツ、音楽、アートやハンドメイド・クラフトなど、好きなことをやって、発表している島民はこの島の生命力でもあります。来たばかりの時、今までやってきたダンスとスキーは難しくなったので、やることがなくなりました。しかし、休みの時間をそれぞれ楽しく過ごしている人が多く、その中に入れてくれたことで私も新しい好きなことをたくさん見つけました。一年たって、私の趣味のリストはこうなりました:1.散歩2.シュノーケリング3.卓球4.歌とダンス 5.読書。

 この一年間の島暮らしは毎日を大事に思っています。私の日常が問題なく、スムーズ、心配せずできたというわけではありません。いっぱい間違えて、勘違いして、やり直して、再チャレンジして、また失敗して、周りに頼りや助けられながら進めてきました。苦労した部分も幸せな部分も私を成長させた経験です。これからも前向きに前に進んで、よりいい島生活を体験していきたいと思います。次の目標はクレジットカード作り!