ちょうど先週、風が暴れている朝の9時ごろ、八丈空港に着きました。今回の行き先は伊豆諸島の一番離れている島、青ヶ島でした。青ヶ島に行く理由は旅行ではなく、仕事で青ヶ島村小中学校の国際交流事業のためでしたが、荒天の中で無事に行けるかという疑問を感じました。徐々に集まってきた搭乗者と異常なしという受付の動きで「ヘリが飛ぶ」ことを予想しました。10時ごろ、12月から運航している新しいヘリに乗って20分後青ヶ島に着陸しました。
青ヶ島に着いたら迎えが既に来ていて、一緒に学校に行きました。担当の先生と挨拶して、民族衣装に着替えたら、本番の時間でした。当日の構成はアスタの発表、一緒に給食を食べ、生徒のスピーチとリトアニア・日本ゲームでした。そんな流れで3時間一緒にいて、お互いのことについてたくさん勉強しました。ものに関心を持っている生徒、特別にリトアニア料理のメニューを作った学校の調理人、リトアニアのモチーフで作られた学校の飾り、事業が実施できるように頑張ってくださった先生方、慣れていないものに挑戦しようとした皆さんの努力に感動しました。
交流イベントが終わってから、学校の先生に島案内されました。青ヶ島の有名なカルデラは写真と比べ物にならなくて、びっくりの音が出るほどの風景でした。島の奥にある丸山のひんぎゃ、水蒸気の噴出する穴も非常に印象的でした。それ以外、ドライブしながら窓から見えた植物も今まで見たことのない雰囲気を作っていました。
青ヶ島では普段どのような生活をしているのか、島に来る前から気になっていました。それを聞いてみると店と飲食店が限られるので、自分で料理をすることが多いそうです。食材、必要なものはオンラインで買うことが多くて、ヘリと船が到着するのが待ち遠しいそうです。郵便、電話か実際に会うしか外の人と繋がる機会が昔はなかったけれども、今はインターネットで他の人と繋がることができるから、それは助かるという話を聞きました。
八丈島から見られるけれども、どこか遠いように感じている青ヶ島が今回身近に感じられるようになりました。青ヶ島を知ることで八丈島のこともよりよくわかるようになった旅になりました。