リンゴはリトアニア人に大変愛されている果物です。国中の人が自分の土地でりんごを育てて、夏と秋、収穫の時期になったら、毎日リンゴを食べる人が多いです。食べきれない分は加工され、りんごジュース、りんごチーズや季節の大人気なりんごケーキになります。私も家で焼いたリンゴケーキを家族と友達で食べることが大好きでした。
八丈島に来て、島の人がリトアニア人ほどリンゴを食べなさそうなイメージがしました。販売されているリンゴは1キロ袋ではなく、1個単位で置いてあります。そして八丈島のリンゴの値段はリトアニアのリンゴより5倍高いです!最初は値段を見てショックを受けて、リンゴをあまり買わないようにしましたが、好きな食べ物を食べないのが辛くって、りんごは好きなだけ食べると決めました。
しかし、りんごを食べることに関して一番大きな困りごとは私の家にオーブンがなく、りんごケーキが作れないことでした。ぼほ毎週リトアニアで焼いていたリンゴケーキがどんどん恋しくなって、島でも食べたくなりました。何か方法がないかずっと考えていましたが、オーブンを買うとこまではいきませんでした。そして、ある日パンケーキを作りながらアイデアが浮かびました。パンケーキはケーキとほとんど同じ材料で出来ていて、焼き方だけ違うのではありませんか?でしたら、りんごケーキをパンケーキのように、フライパンで焼いたらどうなるのでしょうか?材料を買って、【ASTAオリジナルフライパンりんごケーキ】実験を始めました!
出来上がったリンゴケーキは非常に美味しくて、見た目もフライパンで作ったと思わないぐらい綺麗でした。途中でパンケーキみたいに生地をひっくり返すのは難しかったですが、フライパン2個を持っていたおかげで、新しいフライパンに移して裏返せました。味は今まで私が作ったリンゴケーキの中で一番美味しいりんごケーキでした。そしてリンゴケーキを八丈島でもいつでも食べれるようになって非常に嬉しかったです。これからも機会に合わせてたくさん作ろうと思いますので、【ASTAオリジナルフライパンりんごケーキ】を食べてみたい人は是非教えてください!