平成25年3月に閉校した旧末吉小学校の活用については、末吉地域との協議により複合的利用を前提に「学習・交流施設」として運営してきましたが、さらなる末吉地域の賑わい創出による地域コミュニティ活動の持続化と八丈町全体の活性化を目指すため、新たに「八丈島の魅力発信」の目的を追加し、下記の3つの基本方針を掲げて令和7年度よリリニューアルオープンする予定です。
① 八丈島の魅力発信
全国に34か所ある国立公園のうち「富士箱根伊豆国立公園」に指定されていることを最大限に生かすため、島の生い立ち、火山島の地質、クロアシアホウドリ、ザトウクジラといった独自の自然文化資源を活用する。また、エコツーリズムを取り入れ、観光地としてだけではない島の愉しさを島内外に発信することで、地域住民が資源の価値を再認識し、地域観光のオリジナリティを高め、官民一体となって地域社会の活性化を図る。
② 地域コミュニティの活性化
地域住民向けの世代関係なく楽しめる企画、常時開放等の実施を通じて、憩いの場として日常的に活用でき、若年層から高齢者までの異なる世代や多様な属性を持つ町民の相互交流の場を作り出し、末吉地域のコミュニティ活動の持続化と活性化を図る。
③ 探究活動環境整備
探究や学びを通じて多様な好奇心を育める挑戦の場として、住民や島内外の学校等の主体的な活動を支援できる場を提供し、島内外の交流を積極的に生み「交流人口」「関係人口」の拡大を図る。
現在施設は「八丈島の魅力発信」に向けて「海・陸。暮らし」に関する展示室の製作を行っているところです。
さらに、今後も町民の皆さまにより親しんでいただけるように、施設の名称についても「末吉多目的交流施設」から変更したいと考え、末吉地域の住民に協力いただき新名称の公募を行いました。
多数の応募をいただいた中から3つの基本方針に合う名称をいくつか選出させていただき、最後は皆さまの投票にて決めたいと思います。 本日から12月3日までの期間で「施設名称投票」を実施しますので、以下のURLから投票をよろしくお願いします。
【問い合わせ】
企画財政課企画係 電話 2-1120