「噴火警戒レベル」の運用開始について

八丈島では、「八丈富士」の山頂や山腹で噴火が発生した記録があり、1605年を最後に噴火は確認されていませんが、気象庁は、火山活動の高まりに応じて住民などがどう行動すべきかを5段階で示す「噴火警戒レベル」の運用を始めました。

八丈島では現在、火山活動に特段の変化はないので、「活火山であることに留意」を示す「レベル1」が発表されております。この基準は、いずれも西山の山頂直下の浅いところで、地震活動が高まり、火山性微動が増加した場合は、レベルを引き上げるとしています。
さらに、山が膨張する急激な地殻変動が観測された場合、山頂や山腹、それに周辺の浅い海域で地震活動が活発になり居住地域に重大な被害をおよぼす噴火が発生する可能性が高まった場合などには、レベル4の「避難準備」やレベル5の「避難」に引き上げることになっています。

【PDF】八丈島の噴火警戒レベル -火山災害から身を守るために-

【注意】噴火警報・噴火警戒レベルは、必ずしも噴火が起こる前に発表されない場合もあります。突発的な現象が起こり得ることも想定しておきましょう。

最新の噴火警戒レベルは、気象庁のHPでご覧いただけます。

女性視点の防災ブック「東京くらし防災」について

東京都発行の「東京くらし防災」は、町役場、各出張所でも配布しております。
ご参照いただき、台風シーズン前に対策方法や家庭内備蓄品などの確認をお願いいたします。