今年5年ぶりに東京の竹芝で「島じまん2023」、東京の島々のイベントがありました。私もミス八丈島として八丈島の皆さんと一緒に参加することになって、私の3日間がどうだったか振り返ってみましょう~
5月12日(金)準備の日
東京の浜松町に着いたら街の雰囲気がいつもと違いました。なぜかというとホテルに向かう途中の道は青い「島じまん」のTシャツを着ている人が多く、町のコウリマナニエ(フラダンサー)と漁協女性部の皆さんもいたりと、まるで八丈島にいるかのように感じました。
私はイベントが始まる1日前に東京に来て、ホテルにチェックインしてから、竹芝客船ターミナルの広場に向かって各町村長と島じまんキャラバンメンバー(各島から選ばれた代表)と一緒にイベントの開会式のリハーサルに参加しました。初めて集まるメンバーなのに、気軽に打ち解けて、皆さんはお祭の気持ちになっていました。
リハーサルが終わり、その他スタッフ皆で一緒に居酒屋で晩ご飯を食べることになりました。皆でお酒とご飯を食べながらお話するのは楽しかったです。皆さんが当たり前のように何杯もお酒を飲むことは非常に面白くて、お酒が本当に好きなんだなと思いました。
5月13日(土)島じまんDAY1
次の日は6時に起きて、髪の毛、メイクの準備をし、黄八丈を着るのに2時間かかりました。島を出る前に鼻の調子が悪くて、ティッシュ、薬、水を黄八丈の巾着袋に入れて、イベントに行きました。
八丈町長の開会宣言で「島じまん2023」が始まりました。私は明日葉飴と島案内チラシを持って、島寿司を買うために並んでいる人たちと交流しました。話を聞いたら、半数の人は八丈島と繋がりがあって島について知っていました。残り半数はまだ行ったことはないが、興味を持っている人でした。どちらも会話によって待ち時間が減り、楽しい交流ができました。
午後にはイベントに参加していない人にもイベントの様子を伝えるためにミス八丈島(miss8jojima_official)のインスタグラム用の写真を撮りに今年新しくできた特産品と体験ブースがある第2会場に行きました。八丈島の黄八丈織物とハワイアンレイメイキング体験の行列に並びました。
特産品が販売されているエリアにも大勢の人がいて、各島のブースが賑わっていました。私は青ヶ島と小笠原諸島のブースが特にセンスがいいと思ったのと、他には三宅島のオレンジ色の旗に目を引かれました。会場では、お客さんだけではなく、島民同士でお話したり、新しい関係を結んだりする人々がたくさんいました。私も他の島の皆さんと話して、お互いの特産品、日常生活について学ぶ機会になりました。
1日目はあっという間に終わって、夜は大島と神津島の友達とご飯食べる予定がありました。しかし、集合場所に向かう途中鼻をかんだらとんでもない鼻血が出ました。わぁ~何でこんな時にと思いながら、隣のビルのお手洗いに避難して、40分間鼻血を止めようとしました。血が服にも落ちて、大変なことになっていました。食事会には参加できずホテルで休もうとしたら、部屋に戻ってすぐラウンド2が始まって、敏感な鼻の対応をしなければなりませんでした…
5月14日(日)島じまんDAY2
2日目は黄八丈ではなく、「八丈太鼓」の法被を着て島寿司に並んでいる人たちと交流しました。前日と違い、話しかけてくる人が少なかったので、黄八丈とミス八丈島のタスキがないと誰かよくわからないのかと少し悩みました。しかし、時間の経過とともに「ミス八丈島ですね?」と声をかけてくれる人もいて嬉しかったです。考えてみれば、むしろ、法被を着ている女性がミス八丈島だと推測できる人がすごいと思いました。私の知名度も少し上がっているのでしょうか?
午後はまた黄八丈に着替えて島じまんの最後のパフォーマンス、八丈太鼓が行われている間に閉会式のためもう一度各町村長とキャラバンメンバ―で舞台裏に集まりました。立つ位置を確認して、終わりのスピーチは八丈町長が任されました。本人はそのニュースが初耳で、町長の不幸は皆さんの笑いネタになりました。数分後誤解が溶けて、もともとスピーチをする予定だった新島村長が予定通りに最後の言葉でステージを締めました。
「島じまん2023」は雨と曇り予報でどうなるかという心配もありましたが、2日間の間に 10万以上の人が集まって、様々な形で伊豆諸島、小笠原諸島の島に触れ合うことができたと思います。私は楽しくて、貴重な思い出たくさんできて、ちょっとアクシデントもありましたが、他の島民に会えたこと、様々な島の魅力を知ったこと、八丈島の話を色々な人とできたことは参加して良かったと思います。思い出がいっぱい「島じまん2023」の日記はこれで終わりです!