八丈町議会議員選挙 投票・開票結果

令和4年10月16日執行
八丈町議会議員選挙 投票・開票結果

開票結果
投票総数 4,034票 (有効投票数 4,005票、 無効投票数  29票)

投票状況

  氏  名 得票数
浅沼 碧海 520        
真田 幸久 460        
沖山 のぼる 394.737
山下 のりこ 381        
山本 ただし 318        
奥山 さちこ 295        
浅沼 のりはる 285        
浅沼 きよたか 227        
浅沼 たかあき 225        
  当 岩崎 ゆみ 197        
山下 たくみ 169        
金川 たかゆき 165        
  沖山 けいこ 140.262
  浅沼 れつ 122        
  みやざき 陽子 106        
投票区 選挙当日有権者数(人) 投票者数(人) 投票率(%) 前回投票率(%)
三根投票区 2,865 1,921 67.05 79.95
大賀郷投票区 1,936 1,190 61.47 73.18
樫立投票区 392 299 76.28 84.02
中之郷投票区 545 435 79.82 82.50
末吉投票区 232 189 81.47 89.22
5,970 4,034 67.57 78.67

【問い合わせ】 八丈町選挙管理委員会
〒100-1498 東京都八丈島八丈町大賀郷2551番地2
電話 04996-2-1121

Asta の日記 DAY 19 「八丈島の洗礼」

 島に住むうえでは、島の生き物になれる必要がある。はじめて家の中でヤモリを見かけて、大騒ぎになった時に比べて、11ヶ月間で色々な虫に出会って随分落ち着いてきた。けれども、気候が寒くなりつつ、外のものが暖かい家の中に避難している。その証拠に、最近もとある試練があった。

 その試練は朝の2時に変な音に起こされることで始まった。ベッドから飛び出して、電気をつけたら近くにサソリモドキがいた。驚いて、部屋から出たら「今のタイミング?どうしよう?寝たいのに」のことしか考えなかった。外でしか見ていなかった虫は家の中では余計にでっかく、怖く、不親切にみえた。夜中疲れて、私が一番弱い時にサソリモドキを相手にしなきゃいけないなんて…酸と匂いの特徴についても聞いたことがあったから、近寄る勇気がなかった。疲れで頭が回らなくて、とりあえず、窓と扉を開けることにした。

 しかし、扉を開けようとした瞬間また何かが動いた。気のせいかと思って電気を付けたら手の平の大きさほどのクモがいた。叫びたい気持ちを飲み込んで(近所迷惑だめ!)、自分の家の中で人質になった気がした。「だめだ」と思い、箒でクモを外へ出そうとした。もちろん、クモも動いて、勝負はクモが隅で隠れて引き分けで終わった。少なくとも扉だけは開けたぞと思って、寝室に戻るとサソリモドキが毛布まで上がってきてしまっていた。その時、頭が真っ白くなって、今夜2つのボスに勝てないと自覚した。次の選択は撤退で短いソファで寝た。

 結局平和が戻るまではあと2日間かかった。クモはラウンド③で箒を使って外に出せたが、サソリモドキは気づかず毛布と洗ってしまった…
 この試練は八丈島へ住むための通過儀礼に感じた。これで最後の試練でしたらありがたいね。

Asta の日記 DAY 18「リトアニア人のミス八丈島」

Labas、 こんにちは。

 八丈島に住み始めた時、島のことをまだほとんど知らなかったです。島民の一人として、八丈島の国際交流員としてそれはいかんと思って、島のリズムを知るため、たくさんの人と話したり、私が好きなスポーツや音楽をしたり、島を探検したりしました。

 その内に徐々に自分の中で八丈島のイメージが出来上がって、立派な自然と人の島を発見しました。けれでも、島のことを島外の人と話したら、八丈島を分かる人が少ないことに気づきました。それは私の母国のリトアニアの状況に似ていました。八丈島もリトアニアももっと色々な人に知ってもらいたいと思って機会が現れたら両方の話を人に話そうとしていました。

 5月に、机の上に「次のミス八丈島の応募」の回覧が来たら、「あれ、これってチャンスじゃない?」と思いました。更に島を深く知るチャンスだけではなく、私が住んで見つけて来た特別な八丈島をもっと色々な人に知らせるチャンスに見えました。応募条件は島を好きで、笑顔で島をPRする人です。条件を満たしているか?満たしています!やりたい?やってみたいです!それで応募しました。7月28日に発表会で皆さんに挨拶して、8月1日から正式に第67代ミス八丈島になりました。

 8月から黄八丈の着付けや島外のイベントの準備を始めました。実際にイベントで黄八丈を着てたくさんの人々と八丈島について話したら、島の魅力を伝えるやりがいを感じました。島生まれ島育ちではない私はどうしてもわからない島の面もありますが、多くの観光客に島を知ってもらい、来てもらえるようにたくさん勉強して、楽しみながら取り組みたいです。皆さんも自分が知っている八丈島について教えてくれたら嬉しいです。私たちが体験している八丈島をたくさんの人にも経験してもらいましょう!

また今度、IKI!

新型コロナウイルス感染症の感染発生状況の発表について

政府対策本部の決定による「with コロナに向けた政策の考え方」により、新型コロナウイルス感染症患者の全数届出が全国一律に見直され、次の方々に限定されることとなりました。

  • 65歳以上の方
  • 入院を要する方
  • 妊婦の方
  • 重症化リスクがあり、かつ、新型コロナ治療薬または、酸素投与が必要な方
    ※入院や重症化リスク・治療については、医師の判断になります。

これまで東京都からの情報に基づき八丈町での発生状況を発表していましたが、上記以外の感染者については感染者総数のみが都に報告され、区市町村別の新規感染者数を把握することができなくなりました。このため、八丈町での感染者数の発表は終了いたします。
ご理解の程よろしくお願いいたします。
東京都全域での感染者数等については、都のホームページをご覧ください。

引き続き、新型コロナウイルス感染症対策にご協力をお願いいたします。

【問い合わせ】
総務課庶務係 電話2-1121

Asta の日記 DAY 17 「アスタの毎日散歩」

Labas、 こんにちは。

 私は歩くのが好きです。リトアニアにいた時、散歩することは私の毎日の習慣でした。外に出ると体だけではなく、頭と心までリフレッシュできていました。きっとすぐ隣にあった数十キロも続いている松の森林はそれに大きな影響を与えました。八丈島に来てから森の中の散歩をできなくなりましたが、八丈島にしかない景色を思い切って味わっています。

 島に来たばっかりの時は歩いて生活をしていました。車や自転車がなくても、歩いて島を知る事は非常に楽しかったです。道に迷ったり、今まで見たことがなかった風景を発見したりすることで島の地図が頭の中で少しずつ出来上がりました。歩きやすい道もあり、坂を上っていけない道もあり、またはUターンして、行きたい方向と全然違ったりする道もありますね。それでも、八丈富士と三原山はいい目印になり、時間がかかっても自分の居場所を把握できます。この二つの山と横側から見える海は島ならの景色で、私の目をいつも楽しませてくれます。どんな方向に行っても絶景で、気持ちいいです。

 普段は自然の中で歩きますが、たまに町の奥、住宅がある所にも行きます。その時あるものを見かけたら、気持ちよくなります。それは、挨拶の看板です。書かれている言葉は看板によって変わりますが、「笑顔で挨拶しましょう」というメッセージが私は気に入っています。看板の言う通りにしたら、同じ道を歩いている人が「知らない人」から「私と微笑みながら挨拶してくれた人」になって、気づかない内に一日は前より明るくなります。というわけで、道で出会った人と挨拶することが散歩の楽しみの一つです。

 しかし、私の散歩姿を見た人からは、私があまり楽しめていないように見えるときもあるようです。それはおそらく、私が車の音や、視線が気になっている時だと思います。
 外国人の私の姿は、人通りの少ない八丈島では(もしかしたら日本の他の場所でも)目立ってしまいます。そんな時は、道端で見かけるイタチのようにササっと隠れる…まではしませんが、ポッドキャストや音楽を聴きながら、前に集中して、他のことを考えずに歩きます。「車で通った時、アスタに挨拶しようと思ったが、少し怖い顔をしたからやめた」と言われたこともあります。でも、誤解しないでくださいね。声をかけてもらえたら嬉しいですよ!

 私の日課の散歩を八丈島でもすることで、新しい人、自然との触れ合いが広がりました。これからも歩き続けて、リフレッシュや近所の人と仲良くなっていきたいなと思います。もし私を見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね!

IKI またね!

第61回 町民体育大会の中止について

新型コロナウイルス感染防止の観点から、今年度の町民体育大会は中止とします。

【主催】各地域実行委員会
【問い合わせ】教育課生涯学習係 電話 2-7071
       各出張所(大賀郷地域は八丈町総務課庶務係)

Asta の日記 DAY 16 「9月1日は新年度?」

Labas、 こんにちは。

 明日からまた学校が始まりますね!

 夏休みが明けるのは嬉しいですか、悲しいですか?16年間リトアニアの教育制度で過ごしてきた私は、両方の気持を感じたことがあります。小さい頃は夏休みが長く感じて、早く学校に戻りたい気持ちが強かったです。けれども、年を取れば取るほど「休みがもう少し長く続いてほしい」気持ちが増えていきました。とは言っても、どちらの気持ちになるかは、夏休みの過ごし方次第でした。

camino entre el campo de flores amarillas
UnsplashのRaquel Pedrottiによる写真

 八丈島の夏休みと言えばやはり海ですね。身近にある海は暑い日々からの救いになります。海遊びは夏休みの大きな一部だとしても、他にもやることがたくさんあります。だいたい1ヵ月半の間授業が行われませんが、部活動、宿題や他の課題があり、完全に学校から離れることはありません。一方、リトアニアの夏休みは6月中旬から始まり9月1日まで続きます。日本に比べて+1月の休みになります。2ヵ月半の間学校は休みになり、部活動も、宿題もありません。では、その期間子供は何をしていると思いますか?

 普通の日常生活にある友達、趣味、外や室内遊びの過ごし方以外、リトアニアには大きく三つの夏休みの過ごし方があります。一つ目はサマーキャンプです。サマーキャンプはリトアニアで非常に人気があり、子供は興味がある分野(自然、宇宙、音楽、スポーツ等)を選んで、集中して取り組むプログラムや一週間泊まり込みのキャンプに参加します。サマーキャンプの場所は国内、国外の両方があります。夏休みの間2~3つのキャンプに参加することも珍しくありません。二つ目に、日本と同じように数週間祖父母宅で過ごすことも一般的です。地方にあるおじいさん、おばちゃんの家に行ってそこでのんびり時間を過ごしています。最後に、夏休みは子供が長く休める時期だとは言え、親も長く休む傾向があります。2~3週間の休みを取って、家族で旅行したり、サマーハウスに行ったり、水遊びしたり、友達と過ごしたりすることが多いです。どれにしても、夏の間イキイキとした雰囲気がよく感じられます。

grupo de mujeres de pie en el campo de hierba verde durante el día
UnsplashのArtem Kniazによる写真

 しかし、どうしてリトアニアの夏休みはそんなに長いのでしょうか?私もそれを疑問に思ったことがありますが、その理由は気候にあるのではないかと思います。昔からリトアニアは9月の初めから5月ぐらいまで寒い季節でした。春は自然が目覚めて、気候が暖かくなってくるけれども、夏に入ってから本当の盛りになります。日々が長くて、暖かくなって農業に適した季節です。農業の収穫で忙しい夏の間に子どもたちの手を借りて、家の手伝いをさせることが多かったのです。秋が近寄ると少しずつ寒くなり、収穫の仕事を終え、少しずつ室内の生活に戻ります。昔の生活を決めていた気候は今もあまり変わらず、同じサイクルを繰り返しています。寒い時期を乗り越えるために食糧を貯える必要はなくなったけれども、夏の間に心や体をチャージする必要は残っています。寒いと暑いの間にある秋は自然と社会的な区切りになります。そして9月1日が代表的な変化の区切り点になっています。

 日本は4月になると学校も社会も新年度に入ります。リトアニアには、公式な「年度」という考え方はないのですが、夏休み明けの9月1日が学校としては新年度の始まりとなり、進級や進学の時期です。学校の年度に合わせて9月1日が社会的にも新しいスタートを切るタイミングになっています。日本の子供もリトアニアの子供と同じように秋から学校に戻ります。リトアニアでは新年度、日本では新学期が始まります。今、私は暖かい八丈島にいるので、あまりリトアニアの新年度の雰囲気にはなっていませんが、今年は皆さんと一緒にゆっくり、急がず夏っぽい9月を楽しみます。

また今度、IKI!

八丈町議会議員選挙 立候補予定者説明会

◎立候補予定者説明会

八丈町議会議員選挙について、立候補予定者説明会を、次のとおり開催します。

※書類の配布、関係機関等による説明事項がありますので、立候補を予定している方は、できるだけ説明会にご出席ください。(代理人の出席可)
出席できない場合には、選挙管理委員会事務局(総務課内)へまずご一報ください。書類配布などについてご相談します。
※感染症対策のため、出席者は1陣営につき2名までとし、マスクの着用など感染症対策へのご協力をお願いします。

【日時】
令和4年8月30日(火)午後1時30分から

【会場】
八丈町役場 2階 大会議室

◎立候補の届出

【日時】
令和4年10月11日(火)午前8時30分から午後5時まで

【会場】
八丈町役場 2階 大会議室

【問い合わせ】
八丈町選挙管理委員会事務局(総務課内) 電話2-1121

Asta の日記 DAY 15 「私と水遊び」

Labas、 こんにちは! 

 2022年の夏は私がシュノーケリングに出逢った夏です。八丈島に住んでいる人々にとってはシュノーケリングが一般的な海遊びなのではないかと思いますが、島に来るまでにそのような遊び方については「存在している」ぐらいしかわかりませんでした。だから、自分が初めてシュノーケリングをしたことは忘れられないほど刺激的な思い出になりました。

 ある天気のいい朝、底土港に行きました。浜辺に着いたら、友達が堤防を歩きだして、いきなり深いところから(想像していた砂浜ではなく)海に入ることになりました。想定外の展開に驚かされ、溺れないのかな?波に沖へ流されたらどうしよう?という心配や不安な心で堤防から水面を見つめていました。救いは、ダイビングをしたことがあったので、海中で呼吸する感覚を少し持っていたことです。それだけが少し心を静まらせて、何とかなると思いながら、勇気を振り絞ってゆっくり堤防の階段から海に入りました。

 顔を浸したら、不安の気持ちがびっくりに入れ替わりました。ダイビングと違って、水中を上から見下ろすように幅広く見えました。ダイビングの時、近くから生き物を見ていましたが、今回は全体の流れと様子が手にとるようにわかりました。その中では特に素敵だと思ったのが、広く伸びている緑や灰色のサンゴでした。色々な形を作り、拡散しているサンゴはまるで一つの大きく咲いている海の花に見えました。たまに光に当てられた部分は更に全てを鮮やかにしました。魚の後を追ううちに、あっという間に時間が経ちました。

 小さい頃から森に囲まれた湖や川、たまにリトアニアの海で遊んでいた経験の中ではそこまで水の世界を知る機会がありませんでした。一般的な水の遊びとしては、水着を着て、水に入って自分の手足を使いながら水を横切って水泳することでした。息を止めて、目を閉じたまま潜ることもありましたが、数秒後、もう一度顔を出します。10~30分が経ったら、また岸に戻って日光浴したり、バーベキューしたり、本を読んだり、ボールやトランプで遊んだりすることも多かったです。ウェットスーツ、フィンやゴーグルを着けている人の姿、シュノーケリング、ダイビング、そのような泳ぎ方をしている人は八丈島に来るまで見たことがありませんでした。

 八丈島とリトアニアの水遊びにはそれぞれの特徴があると感じるようになりました。ダイナミックな八丈島では海の命に触れ合うことができました。ゆったりで穏やかなリトアニアの水遊びは体と心を休ませてくれます。遊び方は違っても、水と親しむ文化がどちらにもあります。チャンスがあれば両方試してみるのはどう?

また今度、IKI!