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Asta の日記 DAY 8「リトアニアのゴールデンウイーク」

Labas、 こんにちは!

5月のゴールデンウイーク。休みを取れば連続の祝日のおかげで一週間以上休める時期を表示する言葉ですね。この休みが一週間ですが、言葉通り、どこに行くにも普段より値段が高く、文字通りの「金のウイーク」になっています。

そのゴールデンウイーク、珍しく集まった祝日を見逃したくなくて、私も旅行に行きました。私が八丈島にいない間、皆さんはどうやってその時間を過ごしましたのでしょうか?ゴールデンウイークを楽しめましたか?

リトアニアではゴールデンウイークそのものが知らない概念です。全国で同時に一週間休めることがそもそもありません。クリスマス、イースターの時、二日間ぐらい休むことがありますが、ゴールデンウイークみたいに休みの固まりはないです。あるとしたら、きっと多くの人が海外でその時間を過ごすことでしょう。
リトアニアにはゴールデンウイークがないですが、日本の皆さんが一週間を楽しんでいる間にリトアニア人も(多くのヨーロッパの国も)祝うことがあります!!それを紹介してみます!

国際労働節 (5月1日)

国際労働節は日本の勤労感謝の日に近いものです。祝う時が違っていますが、毎日仕事で頑張っている人のための祝日の日です。リトアニア人が休みをもらえることでと~っても喜びます。

UnsplashのFilip Urbanによる写真

母の日 (5月の第一日曜日 今年 5月1日)

お母さんたちに感謝の気持ちを伝える日です。リトアニアでは大昔から母の日があったらしいです。昔のリトアニア人が自然、愛、収穫の女神たちを拝礼し、女性も家族の中で特別な役割や力を持っている存在でした。
現在では、子供がお母さんに花かプレゼントをあげる習慣があります。または小さな子どもが八丈の子供と同じように母を描いた絵をプレゼントします。大人は実家に帰り、母親に感謝し、一緒にご飯を食べたり、紅茶を飲んだりすることが多いです。

日本では母の日の定番と言えばカーネーションだそうですね。ネットで調べたところ、それが花の言葉ではピンク色のカーネーションが「感謝」、赤い色のカーネーションが「母への愛」を意味していて、よく選ばれています。リトアニアでは決まった花がありませんが、多くの人が、高い花より、自然で見つけられる野の花をプレゼントにしています。

UnsplashのSandra Seitamaaによる写真

国際消防士の日(5月4日 記念日)

ヨーロッパの多くの国では消防士の守護聖人である聖フロリアヌスの聖名祝日として知られてあり、リトアニアでも祝われている消防士の日です。リトアニア人は消防士を信頼して、感謝している人が多いです。記念日の時、消防士の知り合いがいれば、本人におめでとうとありがとうの言葉を言う習慣があります。または、各市町村の消防本部では朝の6時に救急の音を鳴らしている消防車が通ります。そうすることで「今日消防士の日だ!」ということが人に伝わります。色んな町ではイベントも開催されることがあり、日本の消防出初式に似ています。
ところで、私も八丈町消防団(団本部)に入っていますよ。来年皆さんからのおめでとう待ちます!

というわけで、皆さんだけではなくて、世界中の人々が5月の最初の一週間を楽しんでいます。将来のゴールデンウイークをリトアニアですごしてみるのはどうでしょうか?

IKI またね!

Asta の日記 DAY 7 「次は、近くの島へ!」

皆さん、Labas こんにちは

人が旅行をする理由はいろいろあります。

たとえば、美味しいごはんを食べたい、SNSで写真を載せたい、新しいことを体験したい、世界を知りたいなど…。そうした希望と現代の世界の動きやすさの組み合わせが旅行を盛んにしました。そうは言っても、誰もがいつでも好きに旅行に行けるわけではありません。国内旅行であれば少なくとも言語やお金が同じですが、国外に行くと、さらに新たな準備が必要になります。つまり、行きやすい所と行きにくい所が存在します。

八丈島の皆さんは旅行をよくしますか?私が見た限り、皆さんが島を離れることをあまりしなさそうですが、その理由は旅行好きの私も、わかる気がします。

島からどこかに行きたい場合、船か飛行機に乗らないといけません。旅行に行きたい気持ちがあっても、お金や時間が多くかかることで、諦めることも少なくないと思います。家族で行こうとしたら、倍に費用や手間がかかりそうですね。

そのハードルがあることは、本土の視線から見れば「島は大変ですね」という言葉に繋がるのでしょうが、私たちが大変なのではなくて、向こうが楽なだけのことです。

本土の人からみれば、島からどこかに行く時「―1」から始めなければなりません。

そうかも知れないと思ったことがあります。しかし、最近そうでもないと思い始めました。島に住んでいる私たちには「島は―1」ではなくて、「0」からスタートです。私たちから見ると、本土は「+1」だけです。

それだけではなく、実は私たちが+1パターンもあります!
それは八丈島から他の島へ旅行する時です。そうすると反対になって、私たち島に住んでいることで一歩先にいます。

八丈島から安くて、移動時間が短い行先がないと思っていた私が、今月新たな「近くの島へ!」の答えを発見しました。皆さんはどうですか?それは当たり前だと思ったかもしれませんが、手元にあった答えを半年の間あまり考慮しませんでした。

実は、島の近くに他の島があることがとても特別なことです。伊豆諸島は八丈島だけであれば、寂しく思いませんか? 隣に他の人が私たちのように島暮らしをしているのが特別なことです。

伊豆諸島の島
もしも八丈島だけだったら

八丈島観光協会のHPの画像を基に作成

既に、島に住んでいるのに旅行で他の島に行くのがあまり魅力的に感じない人もいます。行きたいと思っても、島だから、事前準備は必要不可欠で、面倒に感じる人もいます。私も両方のイメージを持っていたことがあります。そのままでしたら、5年、10年が経っても私は他の島に行くことがなかったかもしれません。
しかし、ありがたいことに私は友達に「三宅島に行こう」と誘われました。

三宅島へ行って来て、いくつかわかったことを皆さんにも教えます:

1)他の島に行くことが非常に楽しいです

2)となりに住んでいる人が似たような生き方をしています
同じように、農業、漁業、店をやっている人がいました。明日葉もありました。店の料理は八丈島より高いけど量は三宅の方が多いです。

3)三宅島は恋の島ですって
泊まった旅館の大家さんの話によると、昔は、カップルを別れさせるために片方を三宅島に、片方を御蔵島に流してしまうことがあったそうです。そうして、遠くから隣の島のシルエットしか見えない、二度と会えない状況を作られていたようです。ですが、現在では恋の島と言っていいくらいです。三宅島でアカコッコの数も、子供の数も増えているそうです。

4)伊豆諸島の島はそれぞれの特徴があります
八丈島は流人の島。三宅島は活火山の島。

5)三宅島のレンタカーで八丈島出身の人がおもてなししてくれます
意外ではないかもしれないが、三宅島に八丈島の出身の人も住んでいる。どこに行っても、家のように感じます。港から迎えにも来てくれます。

島は遠くても、周りと繋がっています。皆さんも旅行に行きたいと思ったら、気軽に船に乗って島民割引を使って、隣の島の仲間に会いに行ってはどうですか?私はわくわく!

IKI またね

Asta の日記 DAY 6 「スタートライン」

Labas 、こんにちは!

皆さん、令和4年度になって、環境が変わった人も多いと思います。私の立場は、国際交流員のまま変わりませんが、周りの環境は少し変わりました。

いろいろな考え事をしている人たちのイラスト(ふきだし) | かわいいフリー素材集 いらすとや

新しい環境になると、いろいろな不安や、心配する気持ちも出てくるものですよね。私も少しそうした気持ちが生まれてきました。

自分の中での心配は時間がたてば消え去るのではないかと考えましたが、同時に今すぐ何とかしなきゃいけない、焦りの気持ちもあります。でもどうすればいい?と悩んでいるうちに、正しい答えはないと気づきました。何もしないことも、何かをすることも、行動の一つです。大事なのは、状況を把握するためにできる限り情報を集めることです。そうすると「AかBか?」しか見えてない自分に、「大丈夫、他にできることはもっとある」と思わせることができます。これが私にとってのスタートラインです。それを覚えれば、余裕のある気持ちを取り戻すことができます。そんな余裕を持てれば、次にまた新しいアイデアがどんどん生まれてきます。そうなると自分が何を求めているのか、またどうなってほしいのか考えることができます。

しかし、頑張っても行き止まりにぶつかることもあります。そういう時私は3つのことをやります。

1.思っていることや感じていることを全部書きます。

2.環境を(行動も)変えます。

3.困っていることについて周りの人と話します。

赤いダリアのイラスト(花) | かわいいフリー素材集 いらすとや

小さな動きでも周りが変わっていきます。その動きと共に変化が起きます。変化が決して悪いことではないです。むしろ、人生にとって不可欠なものです。その変化がよいことか悪いことかは、私たちの考え方で決められます。もし問題に出会ったとしても、また自分の余裕を取り戻しましょう!

Iki!

Asta の日記 DAY 5 「イースター」

Labas (ラバス)、こんにちは!

皆さん、元気にしていましたか?皆さんの3月はいかがでしたか?私の三月は結構仕事で忙しかったです。学校訪問、アイスランドセミナー、オンラインでリトアニア人に八丈島について紹介する講座などを行い、三月は「人の前で話す」月でした。毎日忙しいことは今年度がもうすぐ終わるということも影響をするのではないかと思いますけどね。

島の様子を見ると、3月はたくさんの人の人生に変化をもたらしたと思いました。島を離れたり、何かの新しいことを始めたりする人もいましたよね。その島の動きが咲き始めた木に似ていました。木の花が「おめでとう」、「頑張れ」、「楽しもう」ということを言いたいぐらい鮮やかな色で島の人を応援しているように見えました。

そして花が散ってから、慣れ親しんだ緑に変わり、人に不安な気持ちから行動をする時期に変わっていきましょうと言っているように読み取りました。それは3月と4月に起こる「押し寄せる」日本の現象なのかなと考えます。初めてだからよく分かりません。

日本の節目の気持ちがリトアニアの新しい命の雰囲気と似ています。暗い周りが緑に変わり、自然が生まれ変わることで人の心に春が入ります。その気持ちの天辺が春の象徴であるイースターです。イースターは全国で祝われているキリスト教の祭ですが、昔は違いました。14世紀の終わりまでリトアニア人が多神教信仰を持っていました。その頃から同じような春の祭がありました。ということで、根が強い春の祭がリトアニア人の中に大切に思われています。

現在では、宗教的な人々が教会でキリストの復活を祝っていますが、その部分以外、全国でやっている習慣があります。家族と親戚が集まって、一緒にご飯を食べることです。しかし、その集まりの大きな特徴がイースターエッグです。卵はイースターの(宗教的な意味を除き)一番大事な部分です。ですが、普通の卵ではなくて、イースター卵と言えば、染めた卵の話です。

イースター卵の染め方は家族によって異なりますが、目標は一緒です。できるだけきれいな模様の卵を作る事です。卵は人生の始まりと生命力を意味しています。染めた卵をイースターの日に家族で食べますが、その食べ方が独特です。食べる前に占い/卵割りゲームをやります。ゲームは人が卵を選ぶことで始まります。選んでから、隣の相手と勝負して、優勝者は別の組の優勝者と勝負します。負けた方は割った卵の皮を剥いてから食べます。最後まで割ってない卵を持っている人が今年に元気で、運がいい人になると考えられています。それが本当かどうか皆さんの想像に任せますが、一つが明らかです。イースターはリトアニアのとても楽しい祭です。

イースターエッグのイラスト

今年の町役場職員の作品展示会で私は「竜の卵」を紹介したことがありました。それは、おばあさんから受け継いだ家族の秘密のやり方で染めたイースター卵でした。

リトアニアのイースターゲームや卵を染めてみたい方に良いニュースをお伝えします。4月の15日(1回)と17日 (2回)八丈島で楽しいイースター卵を作る活動をやります。リトアニア文化や新しいことを学んでみたい方、または楽しく時間を過ごしたい方、アスタの家族の秘密の伝統的な染め方を知りたい方は以下の詳しい情報をご覧ください。
リトアニア文化体験講座「イースターエッグを作ろう」

では、2022年の4月に向けて、春の勢力を吸収し、私たちも復活しましょう!

またね IKI

Asta の日記 DAY 4 「ワクチン」

ラバス、こんにちは!

今まで、私はワクチンを受けている側でした。リトアニアで2回と日本で1回の経験がありました。リトアニアの場合、インターネットで予約して、マイナンバーカードのような身分証明証を持って、カードを見せるぐらいの受付で、ワクチンを打ってもらい、15分後家に帰ってもいいというパターンでした。日本で三回目の接種の時、異なったところが三つぐらいありました。

積立のイラスト(棒人間)

一つ目は申込方法。郵便で通知が届いて、電話で予約した日時に、送られた問診票、接種券、身分証明書を持参して当日に接種が行われる施設まで行きますよね。つまり、持ち物、忘れちゃいけないものが多いと思いました。

八丈病院に着いた時、ワクチン対応をしていた同僚に歓迎され、看護師に呼ばれるまで待っていました。そこで二つ目の違いが現れました。「アスタさん」と呼ばれたら、案内されたのはワクチンを打つコーナではなく、医者が待機していた部屋でした。「あれ?何が起こるのかな?」とびっくりしている内に、医者に具合について質問されました。このステップがリトアニアにはありませんでした。もちろん、医者とワクチンや自分の調子についての相談はいつでもできますが、それは普通の検査の時だけです。もし、ワクチン接種の場所でワクチンに関する質問があれば、ワクチンを打つ看護師に聞いてもいいですが、基本的にワクチンを打ちに来た人は体が異常なしの良い状態で来ていると思われています。ちなみに、手伝いに来る消防士もいません。その代わりに住民たちの中からのボランティアがいます。

先生とやり取りした後、良く知っている「ワクチンを打つと15分待つ」の段階に入りました。そこで、三つ目の珍しいことがありました。接種券を返されて、「XX時〇〇分」まで待ってくださいと実際に書かれている紙をもらうことでした。大文字で数字を見ると、確かに分かりやすいと思いましたが、不思議に次の15分間逮捕されている感覚もありました。笑

それは、今まで私の住民としてのワクチン接種の体験でしたが、最近役場の職員として八丈町のワクチン接種対応に参加しました。 当日、優しい同僚に状況の様子を説明され、私の役目は日付印を押すこととシールを貼ることでした。簡単に聞こえても、小さな歯車がなければ、大きな機械も動かないです。誰かの動きが遅れたら、次の人の仕事も遅れます(まぁ、少し待てば全ての問題が解決しますけどね)。

今回のチームワークがバッチリで細かい所までスムーズでした。そのおかげで、途中から他の係と変わり、人が少ない時、日本人の名前が苦手な私は名前を呼ぶ練習をしました。次に来る人に確認してもらい、前より皆さんのこと分かってきた感覚がありました。顔と名前を「人」に繋ぐことで「ああ、こういう人と一緒に住んでいる!」と気づきました。皆さんも、「あ!あの女性はアスタだ」と分かりましたか?これからも皆さんと色々な場面で会うのを楽しみにしています。

その時まで、IKI!

P.S.初めて、あんなにスタンプを使いました。

Asta の日記 DAY 3 「ホエールウォッチング」

ラバス、こんにちは!

皆さん、クジラを見たことありますか?八丈島の住民たちは見たことがある方が多いと思います。陸上の暖かい温泉や足湯は人気があるビュースポットですが、普通に海辺を歩きながらクジラのブローを見てきた人が少なくはない気がします。私も皆さんから学んで、両方やりました。そして最近、またレベルアップしました。二月末ぐらいに2回も海に出てクジラを探しに行きました。両方同じホエールウォッチングをしましたが、その体験は真逆でした。その体験について話したいと思います。

一つ目。
朝早くおきて、7時ごろもう漁船に乗って八丈小島の方に向かいました。私を含めて3人のクジラファンと船のキャプテンで出発して、ワクワクしていました。船を乗る前、「船は大丈夫、酔わない?」と聞かれた時、大型客船(橘丸)に乗った時、少し酔っても、いつも無事に島にたどり着いていたので、自信を持って「大丈夫」だと答えました。あの時、私はまだ知りませんでした。私を待っていた次の数時間の苦労のことを。

海に出ると波と寒い風の強さに歓迎されました。それと共に離れた八丈や八丈小島の形が綺麗に目の前に現れました。その景色を楽しんでいるうちに、少しずつ気持ち悪くなってきました。それに気づいたとたん薬を飲みましたが、手遅れでした。約10分後、私は完全に酔っていました。吐き気を催した体を動かさないようにしたので、寒い海の風に冷やされました。途中から寝転んで、暗くて曇った空を見ながら、冷たい風から避難しましたが、陸上に着くまでこの苦難を耐えるしかありませんでした。私の苦労を見た仲間たちが飲み物、薬、服、支援の言葉を差し述べてくれましたが、私は残りの2時間酔っているままでいました。

この辛い体験で改めて異常なしの生活に非常に強い感謝を感じました。病に出会うまで一体どれぐらい幸せだったか気づかないですね。
ちなみに、具合が悪くても、クジラを見れましたよ。一瞬だけ、頑張って固まった顔を驚き声の方へ傾けた瞬間、背中を出したクジラを見かけました。

この体験をした私が四日後またホエールウォッチングの予定がありました。正直言えば迷っていました。最悪の場合もう一度我慢して、同じことを繰り返すことになってしまいます。それを理解していやでした。それでも、一つの悪い体験があってから、もう二度とやらない方が私にとってもったいないことでした。天皇誕生日の日、二回目のホエールウォッチングに挑戦しました。

二つ目。
当日に良く寝て、酔い止め薬を飲んで、暖かい毛布を持って坂上の方に向かいました。何層も着て、二つの袋を持っていた私の姿を見た今回の仲間たちは顔をほころばせました。
全員が集まってからエアホーンをもらい、ガイドさんと搭乗員の説明を聞きました。その後、親子供のグループで海に出て、酔いで不安な人が(私含めて)、船長の近くの席に案内されました。出発をしてから15分経つとガイドさんの「クジラを発見した」という声が耳に届きました。その通りでした。近くに大きいクジラが見れました。それにして2匹も。

普段見れない海の動物を見るとこの世の無限さや面白さをこと新しく感じます。クジラが潜って身を隠した時も、輝いている美しい海から目を離せないです。海を見ながら、耳にマイクをつけて通信したガイドさんのクジラの知識や面白い話を聞いたり、無作為的にクジラを発見したりするとあっという間に着陸しました。船酔いはしませんでした。最高の思い出を作りました。

こうやって一週間の内に二つのホエールウォッチングを体験しました。辛いと楽しい経験でしたが、どれも私の人生の大切な体験です。自分の中の心配に負けず、よく寝て、酔い止め薬を飲んで、暖かい服を着て、不安があれば他人に聞いて、面白い海の冒険に出てみてください! IKi! (またね) 

Asta の日記 DAY 2 「バレンタイン」

皆さん ラバス、こんにちは!

毎年2月14日に来るバレンタインデーは女性たちが好きな人にチョコを渡し、告白する「チャンス」の日です。それは日本のコマーシャルが私に植え付けた日本のバレンタインのイメージです。しかし、日本のことについて知れば知るほど、そのイメージの他に、様々な理由で、様々な人にチョコを渡す日でもあると分かりました。それにしても、贈る側は女性だから、「女性に気を遣ってもらって嬉しい」という気持ちが主に男性側で、「男性のための日」や「男性が楽しめる日」に繋がると思いました。それはヨーロッパやリトアニアと少し違うところな気がしました。

リトアニアのバレンタインデーは「恋人の日」のイメージが一番強いです。女性が好きな人に気持ちを伝える日ではなくて、既に恋人がいる人の日になっています。ラブラブなカップルが改めてお互いに愛の気持ちを伝える日だから絶対祝わないといけないというわけではないですが、基本的に少なくとも相手のことを考えて行動するというのが大事なポイントだと思っているリトアニア人が多いです。もう一つの面白い点は女性に限らず、どちらかというと男性の方が積極的に活躍している方になっている気がします。

バレンタインデーの贈り物は花、チョコレート、プレゼント、それと美味しいディナーや短期間の旅行が流行しています。旅行までする?!と思った方がいるかもしれませんが、物より体験です。つまり、時間を一緒に過ごすのが一番大事だと考えられています。
では、恋人がいない人はどうでしょうか?何もしない人が多いですが、家族で住んでいる人はお互いに小さなプレゼントか小さな愛の言葉を交換します。

恋人と家族以外にもう一つの場面でバレンタインデーが祝われています。それは学校です。小中学校ぐらいまでの子供たちはハートのステッカーを準備して当日に持って学校に行きます。バレンタインは クラスみんなで祝うイベントで、休憩の時にクラスの全員がお互いや先生にハートを付ける習慣があります。一番仲がいい友達に大きくて珍しいハートをあげることが多いです。人の体にハートを付けることで、相手と向き合って、いい気持ちを伝える機会になります。あまり仲良くない子供たちもその日はいつもより仲良くなり、お互いの存在を認めます。

中学に上がると少し変わってきます。バレンタインポストというものがあり、学生は一週間前に友達に手紙を書いてバレンタインポストに入れます。学校によって他のバレンタインデーのイベントもあり、ダンス、歌、演劇をする学校もあります。

バレンタインデーの由来分かりますか? 本当に起こったストーリです!

ある帝国で戦争が続いていました。皇帝は争いが続いている間は結婚を禁止することを宣言しました。皇帝は、兵士が家族をつくったら、家族を置いて戦いに行きたくなくなると考えたからです。そこで、キリスト教の司祭だったウァレンティヌス(バレンタイン)が不幸な人を哀れみ、こっそり結婚式を行っていました。ですが、それが皇帝の耳に入って、ウァレンティヌスが逮捕・投獄され、2月14日に死刑になりました。その後しばらくして、バレンタインは聖人と宣言され、2月14日がカップルの日になりました。

それでは、またね イキ!!

Asta の日記がスタート!

皆さん ラバス、こんにちは!

国際交流員アスタです。皆さんはもうご存知だと思いますが、今回の八丈町の国際交流員もリトアニアからやって来ました。たくさんの方がリトアニアについて「ちょっと、あまり知らない」、「ヨーロッパですよね」、「あ!前のマンタスもリトアニア人だった」などと声をかけてくれたことがありました。それを聞いて、私はリトアニアについて知りたい方、あるいはまだよく分からない方にどうやってリトアニアのことを紹介するか、「難しいな~」と思い、悩みました。

やっぱり、リトアニアはどこにあるか、知らないと話が進まないなーという気持ちをきっかけに、スマートフォンでヨーロッパの地図を見せようとしている私の姿を何人も見かけたことがあると思います。それをこれからもするつもりです!しかし、もっと効果的な方法で皆さんにリトアニアまたは私のことについて伝えたいです。そうです、この国際交流員のページを通して。アスタが日本に住んで、気づいたこと、リトアニアの面白いこと、八丈島、ヨーロッパ、世界に関して思ったことをここに定期的に投稿したいです。興味がある方、是非読んでください!

さて、初めに皆さんに一番知ってほしいことがリトアニアはどこにある?ということです。

それを私の一番好きな説明方法で紹介させていただきます!

  1. フィンランドはどこにあるか、だいたい分かりますか?(A:ヨーロッパの北欧です)
TESTUOJAME

2. フィンランドから真っ直ぐ下に行けば、バルト三国と呼ばれ、バルト海に接する三つの国があります。

3. リトアニアは北欧に位置し、バルト三国の一番南の国です。

日本とリトアニアの距離は約8100キロです。

これでリトアニアはどこにあるか分かりましたか?今度教えてね。 イキ!(またね!)